お金借りる,個人事業主

個人事業主がお金借りる具体的な方法

個人事業主がお金を借りる方法としては
  • 1.銀行からの融資
  • 2.ビジネスローン
  • 3.日本政策金融公庫からの融資
などがあります。

一般的には、銀行からの融資やビジネスローンをイメージしやすいと思いますが、国の政策による融資制度を活用するのもおすすめです。融資までのスピード、金利、据え置き期間などを元に、あなたに合った借りる方法を検討してみてください。

個人事業主が銀行から融資を受けるには?

銀行からの融資サービスには、いくつかありますが
  • 無担保の融資
  • 自動車(事業用車両)を担保とした融資
  • 特定業種向けの融資
などがあります。

無担保の融資というのは、不動産や有価証券などがなくても借りれるサービスです。申込者本人が保証人になることが多いですが、カードローンよりも大幅に金利が低いのが特徴です。ただし、銀行により若干の違いはありますが、平均月商の3カ月~6ヶ月程度が融資の上限額となります。事業の運転資金の場合は3年程度、設備投資の融資は5年程度で完済するのが目安になります。

また、トラックやバス、バンなどの車両を保有している個人事業主は、自動車を担保とした融資も検討できます。自動車を担保にする融資は、信販会社の保証が入ることが一般的ですが、担保がある分だけ高額融資を見込むことができ、金利も低金利になることが多くなります。 もし、農業や漁業などをされているなら、農業事業者、漁業事業者向けのローンを探してみるのもおすすめです。一般的な個人事業主とは異なり、将来の売上高が予測しやすい業種になりますので、一般的な個人事業主向けのローンよりも低金利になることがあります。 銀行の審査は、多少、時間がかかることもありますが、金利が低金利で安心できるのが、最大の魅力ではないでしょうか。

個人事業主の強い味方ビジネスローンとは?

一般にビジネスローンというのは、ノンバンクが提供している、個人事業主・中小企業の法人向けの融資サービスです。ノンバンクは、銀行以外の貸金業者を指しています。信販会社やクレジット会社、消費者金融会社が提供しているサービスになりますが、カードローンとは異なるメリットがあるのも事実になります。
ビジネスローンのメリットとしては
  • 1.審査回答までの期間が短い
  • 2.銀行の融資よりも審査にとおりやすい
  • 3.担保・保証人が不要で総量規制対象外
であることがあげられます。

まず、ビジネスローンが選ばれているのは、やはり、審査回答が早い、すぐに借りれるという点にあります。給料や仕入代金の支払いなど、迅速に融資を受ける必要がある際に、2週間~1か月近くかかる銀行の審査は遅すぎます。ビジネスローンなら最短即日の融資も見込めますので、早くお金を受け取りたい、という個人事業主に選ばれています。 また、銀行の融資と比較すると、ビジネスローンは、審査基準がゆるいと考えられています。審査基準がゆるければ、融資を受けるにあたって「もし、審査にとおらなかったら・・・」という不安も少なくなります。銀行よりも融資が見込めるというのも、個人事業主にとっては、安心できる大きな魅力となっています。

さらに、銀行では、第三者の「連帯保証人」を求められることがありますが、ビジネスローンは、保証人なし、担保なしでの融資が基本です。総量規制の例外になっていますので、カードローンの「年収の3分の1まで」という制限もありません。個人事業主が自分だけの責任で借りることができ、高額融資にもチャレンジできることも、大きなメリットです。 ただし、ビジネスローンは、銀行からの融資よりも高金利に設定されています。金利が高ければ、それだけ返済できなくなる可能性が高くなりますので、しっかりとした返済計画を立てる必要があります。 銀行や日本政策金融公庫からの融資よりも、借り入れを慎重に考えなければならないのが、ビジネスローンの唯一のデメリットになります。

国からお金借りてみよう!日本政策金融公庫でお金借りるには?

日本政策金融公庫(日本公庫)は、国が設立した金融機関の1つです。個人事業主や中小企業、農林水産業者などに融資することにより、国内産業の発展や一般の金融機関からの融資を補完する役割をもっています。
日本政策金融公庫を利用するメリットは
  • 1.低金利で借りられる
  • 2.インターネットから申し込める
  • 3.担保なしでも借りられる
などがあります。

まず、ビジネスローンと比較すると、日本政策金融公庫は、非常に低金利であるといえます。担保なしの融資でも、金利は、年率1%~3%程度に決まることがほとんどです。低金利で融資が受けられれば、融資を受けた後の負担も少なくなります。 国の金融機関というと「融通が利かなそうだな・・・」と思うかもしれませんが、融資の申込みは、インターネットで受け付けています。何度も日本政策金融公庫の窓口に出向く必要がなく、用意する書類も事前に教えてもらえます。国の機関でも親切丁寧な対応が受けられますので、初めて借入れする個人事業主の方でも安心ですね。

また、担保ありよりは少し金利が高くなりますが、無担保・保証人なしの融資制度もあります。法人にしているなら代表者のみ、個人事業主も自分だけの責任でお金が借りられます。もちろん、返済が滞ってしまったとしても、奥さまやお子様に請求がいくようなこともありません。

個人事業主の事業資金の借り入れは難しい?

一般に「個人事業主の借り入れは難しい」と言われますが、決して、そのようなことはありません。 個人向けのカードローンの利用では、「事業性資金には使えない」ということで、審査が難しくなることがありますが、借りられないわけではありません。 個人事業主が気をつけなければならないのは、どの融資を選び、どのように返済するかをしっかりと考えることです。 個人向けのカードローンもそうですが、一般には、低金利になるほど、審査が厳しくなるという関係があります。日本政策金融公庫は、銀行と同程度の金利水準ですが、「国による政策」という意味で、基準が『ややゆるく』なっていると考えられます。
つまり、個人事業主が借りれる金融機関を難易度が高い(審査が難しい)順に並べると
  • 1.銀行
  • 2.日本政策金融公庫
  • 3.ビジネスローン
となります。

融資までの期間で比較するなら
  • 1.ビジネスローン
  • 2.日本政策金融公庫
  • 3.銀行
の順に融資までに時間がかかります。

審査の難易度、融資までの期間で「金融機関」を選んだら、あとは、返済シミュレーションを利用して、返済計画を立てるだけです。

希望する金額を借りた後、「毎月、いくらの返済ができるか?」という点を考え
・「いくらまで融資が受けられるか?」
・「返済期間は、どのくらいになるか?」
・「利息の負担は、どのくらいか?」

と考えるようにします。

このように考えていくと、どの金融機関で融資を受け、「毎月×万円ずつ返済して×年後にローンが終了する」ということが分かります。借り入れしてからの自分、事業のイメージがはっきりしてきますので、借入れ前に感じている不安もなくなります。 まずは、今の事業の収入と支出を把握し、生活費にいくら使い、いくらまでなら返済できるかを確認するところから始めてください。